放送大学の日本語からたどる文化(大橋理枝准教授 ダニエル・ロング准教授)の放送講義を受講、履修することにした。一般の大学だと授業料はたくさんの講義を履修しようが、少なかろうが、年間の授業料は変わらないのだが、放送大学の場合は、その年に履修する講義の分だけ授業料を前納する。つまらん講義など履修するのはお金の面でも時間の面でも無駄になるわけで、20才の頃の大学生活より真剣に履修するものを選択することになるw ああ、あのころ、今ぐらいマジメにやっておけばよかったなw日本の歴史や文化は、俺にとって強い興...
続きを読む≫ 2012/04/09 19:05:55 メイン
日本語からたどる文化 第一回の放送講義の前半部分は、これから残りの14回の放送講義のオーバービューだった。ささやかな寸劇も交えて楽しませよう・・という工夫もあったが、まあ・・好き好きだろうなぁwしかしお二人の准教授が伝えたいとするところは理解できた。俺の知識の範囲では、服装、身体、食物、時間などが、日本語としての考察対象になるとは思いつきもしなかった。准教授が言われていたが、日本語というより日本文化というのが、シックリする人が多いのかもしれない。それでも言語と文化の循環的関係「言語が文化を作り、...
続きを読む≫ 2012/04/09 19:13:54 メイン
印象に残ったことはいくつかあるが、そのひとつが、日本語とは標準語ではないというダニエル准教授の話だ。東京に産まれ東京に育った俺にとっては、日本語=標準語で、疑いもしなかったw しかし、社会言語学的に考える、考察するときには、標準語ではなくて、方言も、あるいは海外で使われている日本語も、日本語として総体的に考える必要がある・・と。なるほど。確かに、標準語って、当時の東京の方言だよな。それも山の手のw 言語から文化をたどるなら、今の時代に方言といわれるものだって対象にしていかないと、考えオチ・・にな...
続きを読む≫ 2012/04/09 19:20:55 メイン
日本語からたどる文化 第2回は、人の名前がテーマだ。講義は、主にダニエル・ロング准教授だ。
最近の日本の子供につける名前は変な名前が多い。これ読めないよなぁ・・とかはまだいいけど、非常識すぎないかと思うような名前もある。
オヤのよくわからなん勘違いや見栄で命名されたんじゃないかと思う驚愕するような名前も目にする。企業の採用担当の話だが、これだけ雇用情勢が厳しく、書類の応募者が多いと、名前が変わっているとそれだけで選考から外すことも多いという。一般的な名前をつけない親であれば、子供も一般的じゃなく...
続きを読む≫ 2012/05/15 12:49:09 メイン
今回俺は、この講義で、俺のコモンセンスは、狭いなぁと改めて思った。俺は、人名というのは、芸名とかを除いて、姓と名、家族名と個人名で構成されていると思っていた。西洋においての順番の違いはあっても、家族名と個人名があるのが、自分の常識・・・でもあった。しかし、狭い。
インドネシアやモンゴルでは個人名しかない人が多いという。例として、スハルト大統領(インドネシア)があげられていたが、個人名+個人名(インドネシア)の例もあるという。
家族名は、代々続いていく・・というのが日本人である俺のコモンセンスだっ...
続きを読む≫ 2012/05/15 12:49:45 メイン
日本の家族名の由来は、1)地名、地形、2)職業 3)他の家族名で、地名、地形によるものが8,9割だという。西洋だと、4)父称が家族名に固定される例があるそうだ。ジョンソンとかデビッドソンとかだな。
地名、地形、田畑、植物、水、建造物などは、わかりやすいな。山田とか木下、高橋とかね。
渡辺が渡し舟からとか、矢作、加治が、矢の職人、鍛冶屋なんてのも。西洋のスミスの鍛冶屋、クーパーの樽職人なんてのは、ちょっとわかんないな、俺には。
でも、3)の他の家族名で、藤原から、佐藤、伊藤、近藤とかが生じているっ...
続きを読む≫ 2012/05/15 13:00:30 メイン
個人名は時代によって変化するのは理解できる。女性のXX子がすごく流行したというのは、けっこう俺の世代は身近なイメージがある。講義で出された統計では、誕生する女の子の80%が、XX子だったという。女性の、時代や流行の影響を受けた命名がされるこことが多いようだが、男性も流行はあるが、それほど大きく、また急激に変化しない。これは日本だけではなく、アメリカ、イギリスの統計も示されていた。なるほどなぁ・・とか思う。
しかし、流行・・・ね。ある程度はいいんだけど、アニメの主人公の名前、それも人名ならいいけど...
続きを読む≫ 2012/05/15 13:01:06 メイン
日本の国の名前が、「にっぽん」であり、「にほん」であり、JAPANである。勿論、知っていることなんだが、改めて講義を拝聴すると何故かなあとか思う。
わかっている限りの最初は、自分達を「やまと」と言っていたなんてことはどこかで読んだけど、中国人が「にっぽん」「にほん」と読んでいたのを取り入れたらしい。主体性がないよなぁw フィンランドの例があって、対外的には、フィンの人の土地でフィンランドだけど、自分達はSuomiと称し、切手にもその文字がある、ハンガリーのMagyarも同じ例だ。そもそもの名を残...
続きを読む≫ 2012/05/15 19:29:34 メイン
JAPANがマルコポーロによって、ジパングとして世界中に広がっているもんだから、国際的に日本は、JAPANだ。それの起源も中国の南部の当時、13Cの「日」「本」の発音からジパングになっているというから、恐れ入る。
さすがに今、ヤマトを捨てて、日本にした時のように、日本という名称をやめてJAPANにしちゃいましょうなんて話は、ないのかなw でもわかんないよなあ、この節操のなさこそ日本人の特質かもしれないとか感じるんだよな。
地名は、どんどん変わるし、国の名前も変わった例もあるわけだし。そうねえ、日...
続きを読む≫ 2012/05/15 19:30:47 メイン
コラム「日本語からたどる文化」に関して、鈴 希紗さんから意見、感想、経験談を寄せていただきました。(2014/6/09)

藤の感じが付く苗字は、藤原氏の流れということは知っていました。
国名、役職名、地名を由来にして、藤原家の「藤」の字を付けたというお話ですね。
どの本を読んだときなのかは忘れてしまいましたが、同じ藤原の姓だと、どのどの藤原さんのことか分かりにくくなり、国名、役職名、地名に藤の字を足したというお話でした。
そんなに安直に決まったのだろうか、と思いましたが、それほど藤原氏の権力は...